新人看護職員研修がある強み

どんな仕事でも、新人というのは緊張するものです。資格を取得しているとはいっても、仕事にも環境にも慣れていない状態となりますから、仕事をする際に不安や心配事を抱えている方も多いでしょう。しかし、看護師というのは患者さんの命に携わる仕事となりますから、ミスをするわけにはいきません。そうなると、「自信がない」と感じる方もいるでしょう。

では、赤十字で行っている、新人看護職員研修について、ご紹介しましょう。法律により、看護師や保健師、助産師の人材育成が促進されており、平成22年からは新人看護師の研修などが義務化となっています。厚生労働省からは、平成21年12月から新人看護師職員研修ガイドラインが公表されており、赤十字でもこれらを取り入れた研修に力を入れています。赤十字では、平成23年度から「自らをかえりみて考える」ということを取り入れ、独自のガイドラインを作成し、研修を取り入れています。もちろん、新人だけではなく、教育していく側となる先輩看護師の支援も行っており、様々な方向から支援を行っています。こういった一人一人が研修を受けることで、より育成するという環境も整えることが出来、先輩も後輩も一緒に学ぶことが出来るでしょう。組織により、こういった仕組みが出来ているというのは心強いですよね。

このように、赤十字では新人看護教育研修の仕組みもしっかりと整っているため、新人看護師も、新人看護師を育てる先輩看護師にとっても、とても心強い環境が整っています。いずれは、新人看護師の方も先輩看護師となるわけですから、こういった仕組みが整っていると、安心して学ぶことが出来るでしょう。教える側も、教えられる側にとっても、嬉しい環境ですよね。